SAKASE History
サカセは100年企業へ。
挑戦と進化から、新たな可能性を創造する。
常に時代の流れを読み、新しい技術、新しい商品を追い求めてきたサカセ。
創業以来、培ってきた技術と経験をもとに、時代に即した商品・サービスを提供しています。
私たちに求められているものは何か?私たちが求めるべきものは何か?
今後も試行錯誤を繰り返し、挑戦と進化を重ね、発展していきます。
1970 (昭和45年)
ビジネスカセッターの登場
サカセのエースとして登場したのが「カセッター」でした。
ユニットで簡単に連結できる優れものとして、ビジネスの現場で大活躍。
その後家庭用のホームカセッターシリーズも販売され、
サカセの大黒柱として成長していったのです。
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1974 (昭和49年)
家庭リビング用品の製造
エアーポットの部品成形・組み立てをはじめ、電子ジャー、
炊飯電子ジャーなどの成形・組み立てをライン生産化。
国内外を問わず、サカセの商品が一般家庭へと提供され始めました。
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1975 (昭和50年)
病院市場への扉
オイルショックで世の中は不景気のまっただ中。
家庭用と事務用の商品は在庫の山。
そんな中、知恵を振り絞って考えたのが病院市場への挑戦でした。
軽量で錆びず、薬品にも強いというプラスチックの特性を活かしたホスピタルカセッターが注目され、
今では全国の相当数の病院で使っていただけるようになりました。
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1981 (昭和56年)
逆転の材質、シリコーン
「熱を加えて固める。」最初は皆、首をひねりました。
「樹脂は熱で溶かして、冷やして固める。」
それが一般的だったからです。
熱硬化性樹脂“シリコーンゴム”への挑戦の始まりです。
現在では、液状シリコーンゴムを素材とする
さまざまな商品がクリーンルーム内でつくられています。
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メカトロニクス、ITへの挑戦
インテリジェントカートシステム
「樹脂成形メーカーにメカトロニクスの知識が必要だろうか?」新たな模索の始まりでした。
通常は搬送用カートとして使用できるインテリジェントカート。
各病棟のラップトップコンピュータに接続し電源を入れると、自動で注射薬の残量をスピーディに読み取り正確な在庫の把握が可能です。
これにより、医薬品の入庫・出庫管処理が効率的に行えるようになりました。
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1990 (平成2年)
ISO(ソフトの時代)
「ISO3394のモジュールはSPD※の核になる。」サカセは、
デンマークのバイラム社と業務提携し、木製キャビネットの販売を始めました。
ハードがソフトの価値を高め、ソフトがハードの価値を高める時代に対応。
新たな飛躍の始まりでした。
※SPD…Supply Processing & Distribution
医療施設内の物流を管理するシステムのこと
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1999 (平成11年)
スーパーエンプラの世界へ
常に新しい樹脂と格闘することで、サカセは成長してきました。
制電性樹脂、耐熱性樹脂…スーパーエンプラの世界へ。
日々、新しい樹脂が生まれています。そのたびに髙いハードルをクリアしていったのです。
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2007 (平成19年)
産業部門への挑戦
これまで培ってきた多彩な技術と経験を存分に活かし、
電子部品や精密部品の保管・搬送に使用できるTac & Carrierの開発、
商品化など、産業部門への市場拡大を進めています。
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第一戦略棟竣工
第一戦略棟にはスタジオを有し、続々と登場する新商品の撮影にも対応。
お客様にサカセを知っていただく機会を充実させています。
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2008 (平成20年)
グッドデザイン賞受賞「ハーモプラスシステム」
医療施設の収納搬送機器において、
機能性だけでなく、優れたデザイン性を加えて企画・開発・設計されたのが
ハーモプラスシステムです。
キャビネットからカート、作業台まで、一貫したデザイン性と充実した機能で、
院内の物流を総合的にサポートできる点が評価され、
グッドデザイン賞を受賞することができました。
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2012 (平成24年)
創立50周年
平成23年11月、創立50周年を祝し、記念植樹が行われました。
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2014 (平成26年)
第2戦略棟竣工
最新技術を活かした商品の開発や新素材の研究、
さらにはグローバル化への模索を行う拠点となる第2戦略棟。
スーパーエンプラ成形品の研究・開発の核を担い、
ポストメディカルの市場を開拓していきます。
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2015 (平成27年)
ジェットエンジン部品の生産開始へ
スーパーエンプラ大型成形の技術が評価され、航空機のジェットエンジン部品や鉄道車両の部品などに
採用されています。今後軽量化が必要とされる分野で、金属の代替品としてスーパーエンプラ部品が
ますます伸びていくことが期待されます。
2017 (平成29年)
5月
「ハーモプラス システム プレミアムシリーズ」販売開始
グッドデザイン賞の受賞を機に、機能性とデザイン性の
両立を第一とするサカセの開発姿勢はますます強くなっていきました。
また、「より使いやすく、より美しい」収納搬送機器を目指し、
ハーモプラスシステムはプレミアム版へと進化。
より洗練された空間を演出します。
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11月
グッドデザイン賞受賞
「ナーシングテーブル、ナーシングカート」
「ナーシングカート」と「ナーシングテーブル」は、
医療業務の効率化に貢献できる、機能性と利便性、
インテリア性を兼ね備えた収納・搬送機器です。
清潔かつ安心安全であること、といった医療現場で
当たり前に考慮されるべき事項をしっかりと担保した
デザインが高く評価されました。
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グッドデザイン賞受賞
「救急カート」
「救急カート」は、緊急性を要求される患者のもとへ、第1処置に必要な医薬品や機材、医療材料などを直ちに効率よく収納、搬送することで救命処置と医療業務に貢献できる、機能性と利便性に加え、デザイン性を兼ね備えたカートです。
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2018 (平成30年)
新製品「アルミオープンラックシステム」販売開始
収納量に合わせた自由な組み合わせによって
設置空間に適応する多機能ラックが新たにラインナップ。
バスケットやシェルフなどオプションパーツも豊富で、
「使いやすさ」をサポートしています。
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